JUGEMテーマ:健康を維持する
糖尿病を予防するために、また、美容と健康を維持するためにも、肥満は断固として阻止すべきです。太鼓腹をつき出した中年男性や、ウエストが判別できない中年女性をよく見かけます。いわゆる「中年太り」です。
なぜ、中年太りが起こるのでしょうか。それよりまず、なぜ人は太るのかという、より基本的な疑問に答えておきましょう。
理由は単純です。食べた分のエネルギー(摂取エネルギー)が、身体か消費するエネルギーよりも多いからです。この差額が身体に脂肪として蓄積すると、つまり太るのです。
30代や40代の女性で、年々太ってしまうという悩みを抱えている人の多くが、食べる量は若いころと変わらないけれど、動く量だって変わらないといいます。むしろ、子どもかできたおかげで家事が忙しくなり、動く量は増えたという人も多いのです。
これはちょっと不思議な気かします。中年になると、若いころに比べて食べる量が増えなくても、動く量か減らなくても太りがちになるのはなぜか。それは、歳とともに消費エネルギーが減るからです。
食べた分のエネルギーが若いころと同じでも、身体がその分のエネルギーを消費できなくなってしまうために、毎日、エネルギーが少しずつ余り、余った分が固形燃料の脂肪として蓄えられてしまうのです。
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